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かずさ稲匠会とは

安心で安全なお米 匠たちの想いと挑戦

『ちばエコ米』──皆さんはこのお米を知っていますか?
県が認定し、「千葉県が自信を持ってお届けします」と全国に向けて高らかに宣言する『ちばエコ農産物』、その農産物に認定されているお米です。

 かずさ稲匠会は、富津市富津地区で稲作を営む5軒の農家さんによって結成された生産組合です。「低農薬で安心・安全なお米を届けたい」と考えていた5軒の農家さんが、それぞれ個別に模索するより、同じ志を持つ者で、協力し合おうと平成20年に決起したのがそもそものはじまり。お互いのノウハウや技術を共有し、意見やアイデアを出し合いながら、お米の低農薬栽培に取り組みました。そして、「化学合成農薬と化学肥料を通常の半分以下に抑えること」「栽培に関する履歴の記録と情報公開」という県の定める条件をクリアし、さらに栽培前・収穫前の審査や県職員の現地視察による審査をパスすることで『ちばエコ農産物』として認定されたのです。昨年は皆さんで合計100ヘクタールの栽培面積から500トン、およそ8,000俵のお米を収穫されたそうですが、さらに安全でより美味しいお米を」と県に認められた今も切磋琢磨し続けています。

 

 低農薬栽培の難しいところは、やはり農薬や除草剤の使用が限られること。普通なら農薬で対処できるところをそれに頼らない道を探す…そのためには手間を惜しまず、毎日田んぼに足を運んで日頃の管理を欠かしません。その日その日の状態を確認し、稲と対話しながら、健康な生長を見守り続けるのです。そんな愛情を注がれて育った結果、味についても評判は良く、食味鑑定機の測定でも高評価です。

 かずさ稲匠会という名を持つ稲作の匠たちが育てたちばエコ米。
生産者の顔をお見せすることで、手を抜かず、責任ある米作りをしています。